築80年の「枠の内」の生け捕り開始 NO2

枠の内だけを切り離した状態で、手解体の日程が遅くなるので、シート養生をします。

先ずは、周りの足場を設置

 

その後、シートを張れるように下地材の取付けです。

 

 

これだけでもかなりの手数がかかっています。

それからシートを掛けます。

これはまだシート掛けの途中ですが、全体にシートを掛けます。

 

 

 

今日から生け捕り開始です。レッカーで部材を1本1本釣り上げて、取り出しします。

しかし、部材の反りや収縮などでそう簡単には取り外し出来ません。

大工さんがかっきゃやバールなどで少しずつ抜いていきます。

 

 

 

差し鴨居で組まれたところが立った状態ではばらすことが難しい為、その面を釣り上げて

下でばらします。

 

 

釣り上げた面を下に置きます。

 

 

取出した部材をトラックへ積み込みます。

このトラックだけでは間に合わないので、ユニック車も手配して運搬します。

 

運搬した部材は、水洗いして番付し、屋内保管します。

 

手解体した枠の内を屋内で仮組しますが、その前に部材によっては部分修理が必要なものもあるので、部材1本ごとにチェックして確認します。

 

その作業は次回にご案内させてください。