100年以上の枠の内を再利用した日本家屋

この日本家屋は築35年で、古民家の域には入っていませんが、100年以上経過したアズマダチの「枠の内」を再利用しています。8寸の大黒柱2本及び梁組の3本も木目のきれいなケヤキです。1.5尺の差し鴨居はより重厚さ感じます。
外部も内部も本当に丁寧な造りとなっています。2間間口の玄関を入ると木目のきれいな格天井が目に付きます。そして広いところでは幅9尺ある回廊が家の広さを物語っています。この回廊があることで、1階部分は食事処など多用途に活用できます。トイレが3ヶ所もあるのが便利です。6月に入って撮影したことで、簀戸がいたるところに建て込まれていました。これですと風通しがよく、夏でも過ごしやすいですね。現状では手直しするところは全くございません。すぐに活用できます。4台用の車庫や納屋も敷地内にあります。

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再利用された枠の内です。

 

玄関の格天井です

 

玄関から見た回廊です。回廊の中に和室2間があります。簀戸がいいですね。

 

離れの和室です。手の込んだ造りとなっています。