古民家鑑定士の地区会員大会が新潟で開催
北信越地区の会員大会は、各県持ち回りで開催されています。
今回は新潟が幹事地区でした。文化会館で会議後、地区企画として
「北方文化博物館」越後の豪農の館「伊藤家」を見学してきました。
江戸中期に農から身を起こし、1,370万平方mを所有するまでになったとのこと。
建坪1,200坪、部屋数65を数える純日本式住居です。
敷地へ入るとまず大きな土蔵が2棟あります。
なまこ壁が見事です。
土蔵を過ぎるとすぐ目につくのが大藤の棚です。
散り初めごろの満開の時期でした、見事ですね。
これだけの棚が一本の木からできているとはすごいです。
玄関から内部の土間に入ると吹き抜けの梁組が目につきます。
中庭に面する縁側には見事な丸桁があります。
この桁を山から運ぶのに、途中で邪魔になった民家の一部を
解体して運んだとのこと。
次回の幹事地区は富山県となります